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殺られるのimaponのレビュー・感想・評価

殺られる(1959年製作の映画)
3.4
10年ぶり鑑賞
前回は途中ダレて睡眠してしまったので。
中盤も覚醒して観ると結構変な映画だけどまあ、面白い。
伏線かと思った物が案外放置されてたり、裁縫の婆が悪と繋がってた展開は良かったけどあの婆、結局どうなったん?

処女人身売買を扱ってるが、結婚前に夜遊び堪能するとか、医者や弁護士など金持ちに扮したギャング一味のオジさんたちにメロメロになる娘さんたちとかもどうなん?
当時としてはエロ頑張ってて良いけど。

ラストの警官との派手ドンパチはお遊びが過ぎませんか。屋敷に娘達拉致されてるもお構い無し。

殺し屋のフリップ・クレイの姿が良い。
スーツのシルエットがまさにハードボイルド。
チューインガム
「なんて夜だ」の連発に小峠思い出しちゃうけど。

ジャズメッセンジャーズの劇伴が決まってるのは言うまでもない。
アート・ブレイキーがノリノリでSEまでやってる。
テーマはガキの頃から親父所有のレコードで良く聴いてて映画見たいとずっと思ってた奴だからね。
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