ワイルド・スピード MAXのあおはのネタバレレビュー・内容・結末

親もワイスピにどハマりしてくれて嬉しい。

3のTOKYO DRIFTがイマイチでドムもブライアンも出てこないから、いきなりドムたちがガソリン車を襲っていて、それだけで大興奮。ここも序盤からアクションで魅せてくれる。そして母親が推しのハンも登場でとてと嬉しそうな様子。この後東京で死んじゃうのかと肩を落としていたけれど、そうじゃないよMEGA MAXでファミリーとして集結するのだよと言いたくて仕方なかったけれど我慢。
ガソリン車が転がってきてその下をタイミングをはかってドムが走り抜けるところ、いきなり手汗を握る。

MAXは唐突にレティが殺され、ブライアンの口から潜入捜査に使っていたこと、それがドムの過去を清算するためだったことが明かされ、後からじわじわと切なさが迫ってくる。ドムのために真実を言いたくなかったブライアンの怒りもとてもよく分かる。
親もレティの死を嘆いていた。自分は心の中で生きているんだけどねとニヤリ。

ジゼルも登場し、とても美しい。彼女がドムに迫るけれど微動だにしないドムの心。ドムとレティの愛の強さが感じられる。そのジゼルがMEGA MAXで登場しハンと結ばれることも言いたすぎて仕方なかった。
そしてドムがフェニックスのお腹に車の正面から思い切り突っ込むのはスッキリ。

MAXは何より終わり方が好き。
レティを失ったうえに禁錮25年という重い罰を食らいかなり絶望的な状況に陥るドム。
ドムが刑務所に送られるなか、FBIとして復職したはずのブライアンと清々しくも頼りがいのある表情をしたミアが車に乗り現れる。ブライアンとミアたちが法律に立ち向かう覚悟を決めた瞬間。しかし覚悟を決めたというほど難しい顔ではなく、むしろこれからの未来を楽しもうと思っているような表情。
これが、あのMEGA MAXへつづくのです。