のんchan

クロッシング・ガードののんchanのレビュー・感想・評価

クロッシング・ガード(1995年製作の映画)
3.8
ショーン・ペン監督(脚本、製作)2作目❗️
衝撃の監督デビュー作から4年後で、原題の意味は《交通指導員》
ある男の復讐とある男の懺悔の物語。

7歳の娘を飲酒運転の交通事故で失ったフレディ(ジャック・ニコルソン)が、その事故を起こした男ジョン(デヴィッド・モース)が6年の刑を終え出所してきたので復讐を決意する。
フレディは宝石店を経営しているが、娘亡き後は抜け殻のようになっていて、妻(アンジェリカ・ヒューストン)に愛想を尽かされ離婚していた。
復讐しようと拳銃をジョンに向けるが、なんと間抜けなことに弾を入れ忘れて失敗に終わる。そこで、3日後に復讐を決行する事を告げて一旦引き返す。
そこからの3日間、フレディとジョンのそれぞれの行動、心境の変化を描いている。


2作目のジンクスかな?デビュー作があまりにも傑作だったせいか、比べるとちょっと残念感があるかも...特にラストシーンが...

しかし、ジャック・ニコルソンは当時58歳。枯れかけの渋みも絶好調で、演技、表情を堪能するには十二分。結構走る場面があり、息切らせながらも好演しています。

1作目の主役だったデヴィッド・モースは、大きな身体一杯でこれ以上ない懺悔する男をこちらも好演。

私が気に入ったシーンは、デヴィッド・モースと1夜を過ごしたロビン・ライトの台詞。
「あなたの罪悪感...私には勝てないライバルだわ」
ロビンが最高に美しいのです✨
ちょっと1人で踊るシーンもあって...はぁ〜キレイ💫

ビックリしたのは、宝石店の店員役で当時39歳の石橋凌が出てる!ド派手な格好していてオカマっぽい。チョイ役だけど今作がハリウッドデビュー作!

ラストに流れるのはブルース・スプリングスティーン"MISSING"
曲は良いけど、ラストだけ撮り直して欲しいかも🙏


※また余計なことですが...
ジャックの元妻役アンジェリカ・ヒューストンはお綺麗な方ですけど、この作品の以前にジャックと16年間も交際していたんですよね💞この撮影時には別れていて彫刻家と結婚していたから、観ている方が複雑な思いでした。
ジャックの目線に"まだ好き"って感じを見れる感じで🥹
まぁ俳優ですからね、プライベートじゃなく演技でしょうけど😆

そして、実父レオ・ペンと実母アイリーン・ライアンがチョイ役で出演しているそうなんですが...意識してなかったので分からなかった💦
のんchan

のんchan