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ショーシャンクの空にのamuのネタバレレビュー・内容・結末

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

えーーーーーん!!!!(泣)

ラストシーン!!!!!(号泣)


タイトルはもちろん知っていたし、このジャケットだって何度も目にしているけれど、勝手に勘違いして怖い話、もしくは(精神的に)痛い話だと思って観ていなかったいわゆる有名作品を、元祖「チャイルド・プレイ」からの流れでチョイスしちゃう私のセンス!(謎)

おそらく私は「ダンサーインザダーク」と間違えていたようです。笑

ダンサーや、ダークの響きが、ショーというかシャンクというか、ショーシャンクというか、響きが似てるからかな?(似てない)

ちなみに「ダンサーインザダーク」も観たことは無いんですけども、これは私の友人が観た日から寝込み三日間会社休んだ、と言っていたので恐くて観れない。子供の頃夏休みの初日に「はだしのゲン」をおじいちゃんに観せられ夏休み中放心状態だったという同僚のエピソードにも類似しておりとにかく恐怖でしかなかった。

そんなわけで避けていたのだけど、CSのチャンネルザッピング中に話途中まで進んでいた今作を目にし、惹かれて、初めからちゃんと観たい、タイトルなんだろ?と思ったら、これがかの有名な「ショーシャンクの空に」だった。

観終えて、あえて何も語れない気持ちに。心に留めておきたいあたたかさ。稚拙な言葉で感想を言いたくないというか。

希望って、将来への期待みたいなもので、持つことで絶望になることの方が生きていると多い気がして恐くて持ってはいけないもののような気がしていた。罪人でもないのに。

そして期待は執着にも通ずるネガティブ要素を含んでいるとも捉えられるけれど、希望は目標と捉えると、ちょっとがんばれそうな気もする。希望って、私も持ってもいいのかなとちょっと思えた、人生にささやかな光が差し込まれるようなお話だった。

生きていると理不尽なやつ、ムカつくやつと関わらなきゃいけないこともたくさんあるけれど、アンディにとってのレッド、レッドにとってのアンディのようにかけがえのない出逢いもあって、冒頭に書いたあまりに語彙力の無い表現が、この作品に対する私の全ての感情でした。

鑑賞後会社を三日間休むタイプでも、夏休み中放心状態になるタイプでも無く、むしろその逆な目頭が熱くなるあたたかい作品でした。
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