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青いパパイヤの香りのsuiのネタバレレビュー・内容・結末

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

どうしよう
好き、、大好き大好き大好き大好き

・社会階級社会階層・性別役割の再生産ね、
よくある話ね、社会はこうよね
なんて思っていたら驚きのラスト
(ラストって、ムイが見ている夢...??)
しかし旦那のお嫁さんも祈り続けるおばあちゃんになってしまったのはヒッとなった

・記号の使い方にやられた
「靴」
裸足、フラット、ヒール

「虫籠」
家を出る間際でお母さんに引き止められて吸い込まれるシーンのすぐあとに虫籠の虫を映す→やられた........
(家も虫籠も、出られない「檻」)

「爪」
料理をする女は爪が短い
料理をしなくていい女は爪がとても長い

「鏡」
水面に映して身なりを整える


・ムイ含め後半の雰囲気全体がとても不気味
会話がないゆえの不気味さなのかも

・いちいち食器が可愛すぎる

・最後の方、野菜炒めの中にパパイヤの実を一粒入れたことの示すものは何だろうか

・悪い人間が出てこないのよい(クソガキ除く) 特に大人たちが全員あたたかい

・今日、古本屋で表紙が好きという理由でパンフを買ったので何となく観てみたけど、ドンピシャで好きな映画だった ラッキー✌🏼
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