マイナー映画好きのジェーン

奥さまは魔女のマイナー映画好きのジェーンのレビュー・感想・評価

奥さまは魔女(2005年製作の映画)
5.0
テーマが面白そうで、ニコール・キッドマン×ウィル・フェレルに興味を持ったのでDVDにて鑑賞📀
期待以上に面白かったです!✨

まず、【人間に憧れる魔女が落ち目の俳優のオファーで、TVドラマ『奥様は魔女』リメイク版を撮る】という設定が良いんです。現実とTVドラマがオーバーラップしながら、テンポよく話が進みます。

何でも望みが叶うことに憧れる人も多いけど、いざなってみたらイザベル(ニコール・キッドマン)と同じように退屈しだすと思いますね。
といっても、困ったら「これで最後」とか言いながら、やっぱり使うところが笑えます🤣
テレビのケーブルを繋げなくて、癇癪を起こすシーンは爆笑!

でも、おばさんの魔法でジャック(ウィル・フェレル)がイザベルを好きになっても、「これは本物じゃないからイヤ」と時間を巻き戻して取り消すのはとても好き❤️
やっぱり、まやかしの愛はイヤなものですよね。

イザベルが正直な態度で本音を言い、それにジャックが惹かれていく展開がとても素敵✨

ロマコメのウィル・フェレルはちょっと珍しい気がしますが、【暗示(魔法?)にかかりやすい落ち目の俳優】の役はなかなかハマっています👏ニコールとの相性もかなり良くて、楽しめました。
「落ち目」と言われながら、どのチャンネルに変えてもジャックの主演映画が放送されてるのには大笑い!🤣🤣🤣

ウェス・アンダーソン映画でお馴染みのジェイソン・シュワルツマンと、『ゲットスマート』でコミカルな主人公を演じたスティーブ・カレルが出てきたのはびっくり!🫢
しかもシュワルツマンの役も「人間ではない」らしい…。

初め謙虚だったジャックが急に傲慢な態度をとったのは、シュワルツマン演じるマネージャーのせいだったのかも🧐

ラストもハッピーで、いい気分で観終わりました💕