バレンタインなのでチョコレートの映画のレビューなどを…。
原作はイギリスの児童文学?
チョコレートが法律で禁止された世界で子供達がレジスタンスを起こす、という物語。
大人達が選挙に行かなかったせいで健全健康党なる政党が政権を取り、チョコレート禁止法が発令された、という設定。
ちょっと無理のある設定ではあるのだが、そこは児童文学としてのご愛嬌。
むしろ小中学生相手に、政治に無関心で選挙に行かないと大変なことになるぞ、という道徳を説く内容に説得力がある。
そう考えると禁酒法をチョコレートにアレンジした様なアイデアがユニークに感じる。
やっぱり同じくIGがアニメ化した図書館戦争との共通点も注目。アレも架空の悪法に対しレジスタンスが戦う話だからねー。
アニメーションとしてはちょっと作画が甘かった印象かなー(チョコだけに甘いネ)もう少し丁寧にアニメ化していたらもっと良質な作品になったかも。原恵一あたりに監督して貰いたかったよ。
そうしたら主人公の少年2人・ハントリーとスマッジャーも、大きいお姉さん達にもっと人気が得られたんじゃなかろうか?