鈍器で頭をぶん殴られたような衝撃。こんな戦争映画があったのか。佐藤允が演じる渡辺上等兵の最後の独白で滂沱の涙、参った。今まで戦争映画の決定版は『戦争のはらわた』とか『プライベート・ライアン』だと思っ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
狭いトーチカの中での人間模様、孤立した絶望の中の攻防を描いた作品。
「降伏」か「死守」か、何のために戦うのか。
隊長、ベテラン兵、三年兵、二年兵、新兵という機関銃隊「キの3」の五人、作中のそれぞれの…
オールナイト上映。戦争のはらわた特集。
日本の戦争映画観るのほぼ初かもしれない。終始狭いトーチカ内の密室劇で敵襲の恐怖と緊張感、機関銃や爆撃の迫力、心情表現がとても良かった。ラストの希望のない残酷さ…
終戦直前、昭和20年8月ソ満国境守備隊のあるトーチカが舞台。
山根軍曹(三橋達也)、渡辺上等兵(佐藤允)ら5人が守るトーチカ。物語はこの狭苦しい場所のみで展開する。ソ連の戦車部隊が攻めてくる中、味…