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チェンジング・レーンのGINのレビュー・感想・評価

チェンジング・レーン(2002年製作の映画)
3.6
今週公開される『ドミノ』鑑賞前にベン・アフレック出演の作品を一つ(⁠^⁠^⁠)

2002年制作。
監督は『ノッティング・ヒルの恋人』のロジャー・ミッシェル。

舞台は、ニューヨーク・マンハッタン。
渋滞するハイウェイの中、若手敏腕弁護士のギャビンは重大な案件のため裁判所へ急いでいた。
一方、隣の車線を走るドイルは、アルコール依存症で妻子と別居中。
カウンセリングによって依存症から立ち直り、彼もまた親権をめぐる裁判出廷のために裁判所へ向かっていた―。

敏腕弁護士とアル中から立ち直った中年サラリーマン。
たった一度の強引な車線変更が、見知らぬ2人の男の人生を交差させる緊迫のサスペンス・ドラマ。
一生知り合うはずのなかった2人の男が、高速道路での車の接触事故を起こしたことをきっかけに、互いの人生に重大な影響を与えてしまう。
敏腕で何もかもが上手くいっていた男と、親権を失い何もかも失ってしまいそうな男。
社会的に正反対の立場にいる2人の男を通して、エスカレートしていく憎しみの連鎖を描き出す。
些細な自動車事故のはずだったのに…。
話はあまり面白くないし、展開も地味なんだけど、よく練られたストーリーで、よくできたサスペンスだ。
恨みって恐いね。
状況はどんどん悪くなる一方だったけど、行き着く先…互いの熱が冷めて救いのあるラストが訪れて良かったと思う。
自分自身の行動や罪の意識に気づくって大切なことだ。

主演は、ベン・アフレックとサミュエル・ジャクソン。
傲慢さの下に繊細さを覗かせるベン・アフレック。
子供を愛するあまり我を忘れてしまうことがある小市民に扮するサミュエル・L.ジャクソン。
2人とも素晴らしい演技でした。
観て良かった(⁠^⁠^⁠)

P.S.
とりあえず車の運転には気をつけよっと。
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