シュークリムオ

沈黙の戦艦のシュークリムオのレビュー・感想・評価

沈黙の戦艦(1992年製作の映画)
4.0
映画の地上波放送全盛期の作品の1つ。沈黙シリーズのはじまりとなった記念すべき作品とも言える(正式続編には沈黙タイトルはつかないという笑)。戦艦版ダイ・ハードを、動ける若きセガールがバッタバッタと敵を殺しまくる。セガールがそこにいれば悪党の不運。何も困難なく敵を倒しまくるセガール、だがそれがよかったのだよ。ちょいロン毛のトミー・リー・ジョーンズも実は今作が「逃亡者」前の活躍する良い役どころ。最後のトドメもエゲツナイ。というか監督も次に「逃亡者」を撮っていて、キーとなる作品なんですよ。国防総省(これも90年代多かったよね!)の会議室とやり取りするのがよいアクセントになっているし、なんとなくドラマを生んでいるのが、ちゃんとA級映画として成立させていてさすがハリウッドと言いたい。やはり動けるセガールはいいよね。90年代アクション映画よ万歳だ。