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Gate: A True Story
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『Gate: A True Story』に投稿された感想・評価

↓のレビューは。今はもうなくなってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。

☆☆☆☆

《抗議》では開かないが、《祈り》なら応えてくれる。

広島・長崎に投下された原子爆弾の火が故郷へと帰る。

ドキュメンタリー映画としては冒頭から2台のカメラを切り返したり、ゆったりと移動したりと、若干の“演出”が見受けられるのは気になるところ。
クライマックスの《GATE》場面ではやはりスローモションを多用したりと、どうしても多少の違和感は拭えない。

しかし、それらは場違いかも知れないが、『靖国』と比べて観たら果たしてどう映るだろうか?

『靖国』はドキュメンタリーでありながらも随所に、明らかな“誘導”の“演出”がなされていたが、この作品に於ける“演出”には、ドキュメンタリーを逸脱してしまったある種の“高揚感”が監督の内部に在った為と、好意的に観て取れなくもありません。

実際《原爆の火》がアメリカ本土に上陸してからの過程に至ると、奇妙な僧侶達一行は好奇な眼で見られるが、真意を知るに及びみんなが“尊敬”に値する様に気持ちが通じ合って行く。

“それら”は一部の人間を除き全ての人々の願いであり《祈り》なのだから。だからこそ初めの内はアメリカ人嫌いだった宮本僧侶も、寄る土地の人達のボランティア精神の高さと、戦争の愚かしさ・犠牲となった人々を思う意識の高さを知って。最後には明るい笑顔で接している事実にこそ、みんなの《祈り》を素直に感じ取っている。

映画の中では僧侶達一行はただ行脚する事で“その意志表明”をするのだが、その事での内部分裂を映画ではナレーションのみで伝える。

《抗議》は《祈り》とは違う事の事実。

そうなのだ!みんなの《祈り》は《抗議》とは違う大きな波となってうねりを作ったのだった。
だから《抗議》では開かなかったGATEは人々の《祈り》には応えてくれたのだ!

でもそんな中で気になるのは、日本の企業がある種の《風評被害》を恐れて一切の手助けをしない。その愚かさにはがっかりしてしまう。

ドイツ人のハーレー野郎の意見が、世界に対しての最高のメッセージになっていました。

(2008年8月1日 日劇2)
harumatsu

harumatsuの感想・評価

5.0
忘れられない映画
ふとした時に思い出す

静かでゆっくりとした映像
見た側が自分のペースで考え
受け止められる映画だと思う

広島に投下された原爆の残り火を
現代まで守り続けたこと

その事実さえ知らなかったけど

その火を
原爆が作られたトリニティーサイトへ
戻すことで、
2度と同じことが起きないようにと祈りを込める僧侶たちの話

僧侶たちが徒歩でアメリカを2500Km行脚する
すれ違う外国人達が何してるんだ?と聞いてくるが、次第に理由を知る人たちの目には敬いがうまれる



静かに だけど心からずっしりと
平和を祈る気持ちが伝わってくる
ドキュメンタリー映画です

いろんな方に見てほしい
もっと見れる機会があればいいのに
と、思っています
たか

たかの感想・評価

4.0
 1945年7月16日、アメリカ・トリニティでの核実験で、核兵器の輪が開いた。それを閉じるために、禅宗などの僧達がアメリカを行脚して、2005年7月16日、トリニティで開いた輪を閉じる。
 この行脚は、核を落としたアメリカに対する抗議ではない。ただ開いた核の輪が、因縁によって再燃させないため、輪を閉じると言う“縁”によって、防ごうとしている。そんな風に、私は解釈した。
 仏教に戦争と言う概念はない。ダライ・ラマもそうだが、復讐は復讐を呼ぶと良く言っている。まさに縁起だ。人を恨まず、人へ情けをかけて、慈悲の心を持つ。それをもっと心に落とし込みたいものだ。
 そして、トリニティでの核実験で、近隣の住人が被爆していた事実を、今更ながら初めて知った。私自身、どこか日本だけが核兵器の犠牲になっていると言う被害妄想が強かった。アメリカと言う国を一括りに見てしまう危険性を、改めて感じた。
 最後に思った。戦争を伝える事は、戦争を防ぐ手段でもあるが、戦争を招く危険もはらむ(引き寄せの法則)。逆に、戦争を意識を傾けない事により、戦争を遠のかせる方法もあると思う。
 もちろん、戦争の酷さを知らないが故に、安易に戦争を起こす危険性もある。これには正解はないし、人によって受け止め方は異なるが、最近は、戦争を意識しない方が良いのでは?と思っている。
 彼らの努力により、核兵器の輪は閉じられた。私の見解であるが、これでもう核兵器が火を噴く事はなくなったと、全ての人が信じる事により、本当に閉じた事になると思う。