困ったちゃん

未知への飛行の困ったちゃんのレビュー・感想・評価

未知への飛行(1964年製作の映画)
4.0
社会派シドニー・ルメットらしいドキュメンタリーさながらの緊張感を強いられる101分だった。

冷戦時代に起きたソ連との偶発的国際事案。いや、偶発なのか策略なのか…はっきりしているのは時間が刻々と迫っていることのみ。モノクロの司令室モニターに映る物体の動きが、ゲームのようで現実と乖離して不気味。一触即発の両国ゆえに、判断は慎重にお願いします的心情で見守るが、「えーっ⁈」な決断に最近のアフガン情勢を思い出した。

何年経っても世界平和は訪れません。
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