FRANKEN

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 インターナショナル・ヴァージョンのFRANKENのレビュー・感想・評価

3.7
アニメ版とは全く別のルートの話。

今でこそサイバーパンクな作品はごまんとあるが、当時は(1995)革新的なモノだったろう。
これぞ王道のサイバーパンク。

サイボーグである素子が自分の自我、生き方に悩み、ネットと融合する事で、新たな存在へと至る。

「人間が人間であるための部品が決して少なくないように、自分が自分であるためには驚くほど多くのものが必要なの。他人を隔てるための顔、それと意識しない声、目覚めのときに見つめる手、幼かった頃の記憶、未来の予感。それだけじゃないわ、私の電脳がアクセスできる膨大な情報やネットの広がり。それらすべてが私の一部であり、私という意識そのものを生み出し、そして同時に、私をある限界に制約し続ける。」
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