薄

Mの薄のレビュー・感想・評価

M(1931年製作の映画)
3.0
サスペンススリラーの古典、サイコスリラーの走りとして有名な作品。アルファベット一文字の題名が印象に残ってたので教養として鑑賞。

警察と犯罪組織が同時に犯人を追う展開や乞食組合の活躍、印象的な口笛など面白い部分はあるものの、今の目線でサスペンススリラーとして見てしまうとやや退屈。ただ、後半の裁判部分は考えさせられる面があり「そういう展開にするのか」という意外性も含めて中々興味深い。犯人役の演技も良し。
薄