おしゃれで、そしてなんと言ってもどの俳優も演技が抜群で見入ってしまう、素晴らしい映画。
コーヒーとタバコは本当に不思議ですね。ただのドリンク、煙草ですが、それ以上にsocialisingの手段として古くから用いられている。「コーヒー一杯どう？」「🚬行く？」というセリフ、仕草が誘い文句となり、逆にそれらも何もなしで人と会う方がなんだか難しい。子どもの頃は平気だったのに。
大体が気まずい雰囲気なのもなんか面白い。良くも悪くも、コーヒーとタバコはコミュニケーションツールとして使われてきた側面が大きいから、とりあえずの誘い文句として使って、あとはその場の雰囲気、未来の自分に任せた結果、普通に気まずくなるという結末。あまりにも身に覚えがあるので親しみやすい。
映像も白黒で古そうなのに、携帯を持っていたり、エアコンがというセリフがあったり、おそらく時代背景は普通に作られた2000年代なのは意外。
Cate Blanchett大好きなので見られて嬉しかった。まさかの一人二役。どうやって撮ってんねん。ロック好きの方の役柄、普段のケイトとはまるでキャラが違って最高にカッコ良いですね。ああいうかっこいい役もさらっとこなせるのイケメンすぎます。
