Listener

晩春のListenerのネタバレレビュー・内容・結末

晩春(1949年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

「幸せは待ってるもんじゃなくて、やっぱり自分たちで作り出すものなんだよ。結婚することが幸せなんじゃない。新しい夫婦が、新しいひとつの人生を作り上げてゆくことに幸せがあるんだよ」

いやあ観ていて気持ち良いですね。どこから来るんだろうこの気持ちの良さは。清水寺は画になるね。龍安寺の眩しさ。鶴岡八幡宮で鳩がぶわあっと奥に飛び立つところも良かった。佐竹さんが出てこないのも良い。

「そりゃ食う」を連呼する笠智衆に笑った。話し方が好きだ。

はじめての神保町シアター。窓口に並んでいる若い女性たちを見て「えっ彼女たちも小津を…!?」と驚いたが漫才劇場の方だった。見覚えのある座席は早稲田松竹と同じものかな?早稲田松竹で眠たくなるのは見上げる位置にあるスクリーンが影響しているかもしれない。
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