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狼たちの午後のMRTのレビュー・感想・評価

狼たちの午後(1975年製作の映画)
3.9
面白かった。銀行立て篭もりの午後についての話だが、どこか不思議な雰囲気で、これからどうなるんだと引き込まれた。
ソニーの動機も、レオンのためとも言い切れずよくわからず、人質たちも全員が全員怖がりまくっている訳ではなく、サルにお守りをあげたりソニーの遺言を書くのを手伝ったり、意外と協力的。警察やFBIとのやり取りも、イマドキの心理作戦ゴリゴリとかではなく、逆にすんなりと入ってきたような気がする。
まあどう考えても囲まれている時点でソニーに勝ち目はないだろと、結果が目に見えていたにも関わらず、どう終わるのか気になってワクワクできたし、やはりアル・パチーノの惹きつけられる演技には感心させられた。
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