※過去メモより転記
今、世間を騒がしている芸能関係の麻薬事件。
入手困難なはずの日本で、簡単に手に入ったり、国立大学生が大麻を栽培していたり・・
麻薬に溺れてしまうと、人間破壊に繋がりますね・・コワイです。
麻薬のニュースが続いていた昨晩に何気に借りたＤＶＤを観ました。
薬物依存症の母親と１０歳の長男の物語でした。
《あらすじ》
夫の死に耐え切れずに麻薬に手を出した母親。仕事先は解雇され、友人は麻薬犯罪がらみで殺されてしまう。立ち直らなくてはと思うものの、またヘロインに侵されて行く・・
母親の荒れ果てていく姿を日々間近で見ながら、心を痛めながらも、自分の母は「ジャンキー」ではないと信じ、誰よりも純粋『ＰＵＲＥ』に幸せを願う幼気な息子。
母親が薬から抜け出せないのを理解出来ずに、自らヘロインを吸って母親と同じ気持ちを感じてみたいと試したりもする。家族を愛し、友達を愛し、誰よりも純粋『ＰＵＲＥ』に幸せを願う息子。
息子の強い一途な思いにより、母親は更生して行く・・
期待せずの作品だったのに、かなり完成度が高く、映像も綺麗だし、音楽もなかなか良かった。
儲けもの！って感じの作品に出会えました。
2500人の中から主役に選ばれた息子役ハリー・イーデン。この演技により、ベルリン映画祭マンフレート・ザルツゲーバー賞と英国インディペンデント映画賞新人賞を受賞だそうです。凄い演技力でした。
2002年イギリスの映画ですから、当時の子役も今は19歳になっている様子。
どんな演技派になったのか、大人になった演技も興味湧く俳優でした。
母親役はモリー・パーカー。表情が凄くリアルで、名演技の女優さんでした。
キーラ・ナイトレイが脇役で出ています。好きな人は必見でしょうね。
