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悪魔のいけにえ2のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

悪魔のいけにえ2(1986年製作の映画)
4.0
人を殺して、その肉を売っていた殺人鬼一家。彼らの凶行がうやむやになってから12年がたった。
2人の高校生がダラスに遊びに行くため車を走らせ、自動車電話でラジオ局のDJストレッチ(キャロライン・ウィリアムズ)に話しかける。
2人が追い抜いたバンが攻撃してきた。バンの屋根に立った怪人レザーフェイス(ビル・ジョンソン)が、電動のこぎりで2人を切りさいた。
翌日、2人の死体をテキサス・レンジャーのレフティ・エンライト(デニス・ホッパー)が見に来た。彼は甥が11年前に行方不明になって以来、執念深く行方を追っていたのだ。ストレッチは被害者の悲鳴を録音したテープを提供しようとするが、レフティは1人でやるからと断わる。彼は金物屋に行き、電動のこぎりを買った。
そして、ストレッチに例のテープを放送するように頼む。その夜、ファンだという気味の悪い男(ビル・モズリー)がやってきて、オフィスを荒しエンジニアのLG(ルー・ベリー)を目茶苦茶に痛めつける。
彼はレザーフェイスの双子で、名前はチョップ=トップ。レザーフェイスも現われ、電動のこぎりの先をストレッチの股間に押しつけているうちに殺すのをやめてしまいチョップ=トップには嘘をつく。
2人はLGを連れ去り、そのあとをストレッチがつけ今は廃城となった遊園地に行き、穴に落ちる。
レザーフェイスはLGの顔の皮を剥ぐ。ストレッチは彼に見つかり、LGの皮をかぶせられてしまう。レフティもバトル・ランドにやって来る。
ここは地下洞が長く複雑に延びており、レフティは電動のこぎりを両手にして進み、支えの木をかたっぱしから切っていった。
ストレッチがチョップ=トップに見つかってしまう。双子たちの兄クック(ジム・シードウ)は彼女をつかまえ、ミイラみたいになった祖父にハマーで叩き殺させようとする。
レフティは甥の死体を見つけて、改めて怒りクックらに向った。外に逃げ出したストレッチをチョップ=トップが追う。
中ではレフティが爆弾を破裂させる。ストレッチは死闘の末にチョップ=トップを倒し、電動のこぎりを頭の上にかかげて、ふんばるのであった。
ホラー映画ファンを震撼させた「悪魔のいけにえ」続編。
冒頭から車ごとチャラい若造をレザーフェイスがチェーンソーで両断するパワフルな惨殺シーンやラジオ局でのレザーフェイスVSストレッチ戦や遊園地での死闘など残酷なスラッシャーシーンは前作よりパワフルに、レザーフェイスのイカレた兄貴チョップトップを加えたソーヤー一家VSソーヤー一家をチェーンソー3刀流で追い詰めるレフティVSソーヤー一家に追われたDJストレッチの過激なバトルロイヤル、ストレッチの股間にチェーンソーを押し付けながら身悶えする童貞小僧のようなレザーフェイスや人肉チリをチリコンテストで振る舞うソーヤー一家の家長やレザーフェイスがストレッチにストレッチの同僚の顔の生皮を無理やり被せてダンスするシーンやさらにイカレ度が増した狂気の晩餐シーンなどダークコメディ度が、増している。
ハロウィンにピッタリのスラッシャーホラーコメディ映画。
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