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カンパニー・メンのNightCinemaのレビュー・感想・評価

カンパニー・メン(2010年製作の映画)
3.3
お金持ちの時よりも失業した後の方がいい関係になっている家族がいい。奥さん家族の懐の深さも素敵。

会社の稼ぎ頭や重役クラスの話なので、金額も破格で想像しづらい部分はあったけど…

ベンアフレックって格好いいのに等身大のキャラクターを演じることが多くて好き。プライドだけは一人前の三枚目とか演じさせるとピカイチだと思う。

仕事やお金っていつか突然消えることがある。それを生き甲斐にしてしまうって怖い。

手に入れた地位と、家や車や高級ランチを楽しむ時間。いつの間にかそれがマストになって、維持するために自分を苦しめるようになる。何も得ていなかった頃より、捨てられなくなる方が人にとっては不幸なんだなと思う。

ジョンウェルズ監督は数年後に『二つ星の料理人』でも同じようなテーマの映画を作っていて、大切なものを見落とさずに生きるというのを伝えたい人なんだろうと思います。
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