iheugo

ビルマの竪琴のiheugoのネタバレレビュー・内容・結末

ビルマの竪琴(1985年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

前作とほぼ同じストーリー。
タイに向かう現地の村で、旧作では親切過ぎる現地人を疑い、罠にはめられたという演出だったが、本作では日本兵が現地人を巻き込まない様に逃がしてあげた演出になっていた。
隊長も前作を増して良い人に演出してある。三角山で抗戦する別の隊の日本軍を説得する為に、隊長自ら行きたいと願い、軍曹もそれに続いた。
抗戦する隊長、亡くなった仲間達に申し訳が立たないと胸を張る、菅原文太もすごくかっこよく見えてしまった。降参をせず、最後まで戦うことは隊の総意で決めた無理強いしていないという演出も気になった。
なぜ水島がビルマに残ろうと思ったのか、日本に残された家族の話をするラストシーンは、戦争や前作から時間経ち、戦争を体験した人ではなく、戦争を直接知らない人へのメッセージなんだと思う。
iheugo

iheugo