「アナスタシア」と同じくディズニー出身のアニメーターによる別会社アニメなのがモロに分かる作品。流れや作りや題材はいかにもだが、いかんせんキャラの絵が荒い。
意外なのがその豪華キャストぶり。日本語でも親指姫がリトルマーメイドのアリエルの人だったが、英語版でもそうだったよう。ツバメさんが山ちゃんで、キリギリスがイアーゴの人。カエルも聞き覚えあるけど思い出せん。。山ちゃんにあの声でお望みのままにとか言われたら、ただのジーニー。。
あと、音楽担当がまさかのバリーマニロウ(you make me feel so youngの人)で、結構綺麗な曲揃い。
ストーリーは粗いし辻褄合わせも雑だけど、基本もうアンデルセンの原作通り。過去、美しい歌声で王子にひと聞きぼれされるお姫さまは多かったが、歌うま過ぎて余計なもんをここまで大量に引っ掛けた不憫なお姫様は彼女だけではなかろうか。。妖精の王子も頼りないっつーか危なっかしいっつーか。。ツバメは幸せの王子の話を思い出して哀れんでたら、ノー天気すぎてなんかどうでも良くなってきた。
