あんな恐ろしいガキになっちまった
とメモには書いてある。

これが因果応報か…？という切ないお話。
染め物がはためくシーンがなんとも美しい。


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• #tulpen+1994

天井高くから吊るされた染めたばかりの長い布が太陽の陽に透けている はためく音が耳元まで届く
勢いよく流れるような動きは官能的
中国そのものと日本の息吹も感じられた
1 / f ゆらぎのような感覚
これはヨーロッパ地域では持っていない感性だと思う

夫に犬のような扱いをされ痛みと屈辱に耐えるチュイトウ*菊豆*
立場が強くなってからのコン・リーの演技に野蛮性が力がありました

毎日嫉妬に晒されて育ってゆく嫉妬の炎
あちこちに飛び火して消えることがない
恨みは怖いですよ

どろどろな救いのないストーリーに反して
表情豊かな染め布が窮屈な世界にあらゆる色彩の流れを彩っていて美しい

1920年代の中国の農村。 

年老いた不能の染物屋に嫁ぎ、夜な夜な虐げられる若い娘・菊豆(ｺﾝ・ﾘｰ)と染物屋の甥っ子・天青の不義密通……

やがて二人には恐ろしい運命が……(´；ω；`)

文芸映画兼ド鬱映画です(´д｀|||)
自業自得な面もあるけど悲惨すぎる～(´；ω；`)

ｺﾝ・ﾘｰ×ﾁｬﾝ・ｲｰﾓｳ監督再び!ってことで「妻への旅路」が最近話題となりました(*^^*)
ひねくれものなので、あえてこっちのﾚﾋﾞｭｰです
(ノ_＜。)

いやあ、ｺﾝ・ﾘｰってエロいっすわ…
撮影当時23才。

くそ野郎ED爺に金で買われ虐待されるｼｰﾝにハアハア…

甥っ子(40才だが)との禁断の情事にハアハア…

半身不随になったくそ爺に逆襲する姿にハアハア…

とまあ?、天才女優過ぎて困ります(´д｀|||)

ぽろりはないけど、ビーチクあり!
直に見せるよりエロいというｲｰﾓｳ監督のお家芸をどうぞ(*^^*)

結局、ED親父の子だと思わせて実は甥っ子が種付けした子が産まれるんです。

そして、その子が大きくなってからがホラー(´д｀|||)

わずか10才くらいにして、顔が
「バカボンのパパ」に(゜ロ゜;

いやあ、よくこんな子役見つけてきましたね
(´；ω；`)
顔、バカボンじゃなくてバカボンのパパですよ
(´д｀|||)パパ!

まあ、その子が惨劇の種になるんですが、それは観てのお楽しみに(・・;)

染物屋を舞台にした、染物の映像美、主演二人には絶対外では逆光になるよう撮る徹底っプリ。

不倫する日陰ものの顔には光などあてないのだ！

ﾗｽﾄは2度と観たくないような(苦笑)嫌な終わり方ですが名作です！

P.S.ﾘﾏｽﾀｰBlu-ray購入、画質の良さが鬼すぎる(゜ロ゜;

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