このレビューはネタバレを含みます
★若かりしイケメン真田広之と奥田瑛二の濃厚な絡みが強烈過ぎて頭から離れない映画
真田広之演じる″鮫″と呼ばれる新宿署の一匹狼刑事
仲間内からも反社会勢力にも恐れられる孤独なデカが先ずカッコいい
物語は改造銃による連続警官銃撃事件の犯人を″鮫″事真田広之デカが追うと言うサスペンス
真田鮫島デカが以前逮捕した改造銃のスペシャリスト奥田瑛二演じる木津が怪しいと彼を追う
所が逆に鮫島が木津にとっ捕まり監禁される
木津はゲイで存り鮫島を殺す前に縛り上げて甚振る
このシーンがスンゲー強烈
奥田瑛二の演技力がパネえっす
出血しながら拷問され執拗にあんな事こんな事される真田広之鮫
「俺の血を舐めてくれ」
みたいな事言わされたりする
ぎゃーーーーー!
奥田瑛二本気過ぎて怖いっー!
最高にイカれてて良いキャラ木津
実は未だデビューしたてですか?みたいな初々しい青年浅野忠信が真犯人なんだけどね
★90年代の新宿と言う混沌とした街
登場人物のゲイ設定が絶妙に絡み合う
個人的な思い出なんだけも昔都心に住んでた時たまたま近所で撮影をやってて
「何かの撮影してんだー」
位にしか思わなかったけどまさかこの映画だったとは
真田デカ見たかったなー
最近めっきり都心に行く事なんか無くなったけど今作の昔の新宿の風景
今観るとノスタルジっくでなお良い
ゲイの人々が集まるサウナ
自分の知らない世界
改造銃に反社会勢力
孤独な青年の狂気
引っ掛けで出て来る松尾貴史演じるエド
歌は下手だが楽曲は最高
田中美奈子の「眠らない街」
今観ると余計に色々面白い