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HOUSE ハウスのmfのネタバレレビュー・内容・結末

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

花筐と二本上映@目黒シネマ。上映後にトークショーとサイン会。御歳80、とても素敵な監督だった。

当作は、当時11歳の娘さんのアイデアを元に製作。キャスティングまで監督自らが行ったという。当時ホラーというジャンルはなかったが、今やホラーコメディにカテゴライズされる。

40年も前の作品でありながら、アバンギャルド。正直今見るとダサーと思ってしまうところはありながらも、それを狙っての作品、いつのまにか作中にのめり込む。背景には戦争がありながらも、コミカルなタッチや純粋に映画を楽しむことができる当作は、監督曰く当時15歳以下のティーンに受けたという。

大林節炸裂。純粋に楽しかった。


東京の女学生、オシャレはある日イタリアから帰国した父が再婚相手を連れて来て、ショックを受ける。父と夏休みに軽井沢に行くことを楽しみにしていたが、再婚相手と行くのが嫌になったオシャレは、母方の叔母に会いに行く名目で、同級生のファンタ、ガリ、クンフー、マック、スウィート、メロディの7名で旅行に出かける。しかし叔母さんの家では奇妙なことが起こり、一人ずつ姿を消していく。実際は叔母さんはとうに亡くなっており、未婚女性を食べてしまうのだった。
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