シネフィルmonk

別働隊のシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

別働隊(1950年製作の映画)
4.2
第2次大戦中、米軍秘密隊は北イタリアの古城を本拠にナチス・ドイツの極秘の偵察を行っていたが、現地のパルチザンの誰かにより密告され、隊員とリーダーの大尉の恋人らは殺害される。生き延びた大尉は三年後、戦争の爪痕の残る古城を再び訪ね、密告者を暴いていくミステリー。

詳細は明かせませんが、マイケル・アンダーソンの『生きていた男』のような意外性のあるストーリー。アラン・ラッドが主演の大尉役で身軽なアクションをこなし、魅力あるキャラクターを演じてます。それに主題歌モナリザ (Mona Lisa)の存在。

モナリザは、敵兵のナチス隊員が近づいてきたときの合図としてギター演奏により歌われ、劇中に何度か曲が流れます。この曲によりアカデミー賞主題歌賞を受賞。のちにナット・キング・コールが歌ってさらに有名になりましたが、映画のオリジナルも良いです。
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