ギーハー

ディパーテッドのギーハーのレビュー・感想・評価

ディパーテッド(2006年製作の映画)
3.5
完結型インファナル・アフェア。
テイスティングはハリウッド仕立てって感じの作品。マット・デイモンとレオナルド・ディカプリオという豪華仕立て。
さらには悪役の親玉にジャック・ニコルソンという個性強めの映画。
結構最初の方でオマージュかな?と思ったがやはりそうだった。ストーリーは知っているのであとはどのように演出するのかだけを重点に鑑賞したが名シーンがしっかりとそのまま導入されていたためオリジナルへのリスペクトが感じられた。
内容自体はなかなかの鬱展開であり特に原作はやるせない気持ちにさせる。その点この映画はきれいにまとまっていたようにも感じられる。また、ダークなシーンもあまり暗く書かれておらず、比較的見やすい映画になっていたと思う。
今でこそ出っ張りのマーク・ウォールバーグだがあんなに軽快な役回りもできたとは…もともと不良少年だったこともあり口が達者で演技がうますぎる。
豪華なキャストの隠れた名作だと思う。
ギーハー

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