おすし

誰も知らないのおすしのレビュー・感想・評価

誰も知らない(2004年製作の映画)
-
うう…
ずっと観ようと思っていたところ折坂氏のラジオで紹介されたので良い機会になった。ゴンチチの劇伴がなんとも軽やかで内容のことを考えると不思議な気持ちになりつつ、実際に流れている場面ではこれ以上ない音楽だと妙に納得した。

明が「お兄ちゃん変な声」と言われてる場面、撮影中ほんとに声変わりしたんよね。
みんな演技に見えないくらいずっと自然に一緒に近くに居たって。

大人にならざるを得なかった明とまだ子どもの明が混在している様子を見るたび苦しくて頭を抱えた。

誰にも知られていない子どもたち、今もどこかに居るんだろうな…。



(これは純粋に疑問なんだけど、自分の恋愛が子供より大事になるってよくあることなのだろうか。そんな簡単に周り(生活)が見えなくなって想像力も枯れ果てるんだろうか。そんなに支配されたいんだろうか。何が必要か(お金とか)は分かるうえで、それ以上に何も考えたくなくなってしまうのだろうか。
この母親もまた親から虐待を受けていたり精神的な綻びはあったのだろうね、きっと。
子どもの不幸な様子はほんとにきついな。)
おすし

おすし