MoscatoBianco

西部戦線一九一八年のMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

西部戦線一九一八年(1930年製作の映画)
2.0
途中までコメディかと思っていました。戦闘場面以外は皆さん陽気で楽しそうです。
学生は伝令の帰りにカノジョのところに寄り道していちゃいちゃしてるし。塹壕で戦っている兵士たちもピクニックな感じでした。

最強はカールの妻です。夫が戦地で戦っている間にせっせと浮気します。たまたま休暇で帰って来た夫がその現場に踏み込んでしまいました。
この映画の印象を決定づけたのが、この浮気妻の言い草です。

『私が悪いんじゃないわ』
『何かやさしい言葉をかけて』
『喧嘩はやめて仲直りしましょう』

まるで浮気を発見した夫が加害者で、浮気妻は浮気を発見されたことにより精神的損害を被った被害者のようでした。
ワイ的にはこの浮気妻が全部持って行きました。この印象が強烈過ぎて。。
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