マテ

悪魔のような女のマテのネタバレレビュー・内容・結末

悪魔のような女(1955年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

殺すまでが長いし、死体が消えるまでも長い。とはいえ、そのダラダラと続く退屈な描写に我慢した忍耐力はラストの種明かしで報われた気がしたのだが。でも直後の探偵に見つかる展開にガッカリした。そういう因果応報が見たいんじゃないんだよな…。
種明かしで爆上がりした評価を探偵がどん底まで下げていった。探偵のくだりは省いて「夫人が帰ってきた」だけで個人的には十分だと思う。今度こそ本物の幽霊かと考えてしまうスリルがあったから。
生徒たちが全体的にほほえましい点は良かった。モネくんはひたすらかわいそうな不憫少年だったけど。
マテ

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