「俺、この世で母ちゃんが一番好きだったんだ!ナオミはその代わりさ。
母ちゃんに負けない、立派な女に育て上げたいんだ!」
という小沢昭一のマザコン台詞、嫌悪感で憤死する人が出そう。
安田道代に馬乗り…
このレビューはネタバレを含みます
いやーこれはやられました。ここ3年くらいで一番笑ったんじゃないかな。増村保造監督は「卍」もそうだけど演出がクドくて原作ファンからしたらオコかもだけど私はクセになる、大好き。
どんだけセンスいいんだよ…
最高の恋愛映画。谷崎の小説をより現代的にマッシュアップ。映像で見せつけられるとあまりの下品さに驚く場面も多々。(4人で一緒に寝るシーンなど)彼らがもっと理性的だったら、平凡に言葉で傷つけあい、平凡な…
>>続きを読む大映で三度映画化された谷崎作の一番新しいもので、現代(1967年)に翻案された増村映画になっている。
安田道代のナオミをひたすら楽しめるかどうか。
後の「盲獣」に至る導線の様な作品で、閉塞感と息苦し…