このレビューはネタバレを含みます
何気ない日常をずっと見せ続けてからの、しずかな虐殺、ガス、・ヴァンサントらしい、「これ事実です」と映画全体が断っているかのようだ。
殺し回っている少年たち2人も平然とサバイバルゲーム感覚で学校を乗っ取ろうとしている。ゲーム脳というやつか。
簡単に手に入る武器とすぐに死んでいくクラスメイトたちがまさにゲーム的。途中でゲームを入れたのも彼らのゲーム脳を強調したものだったのだろうね。
まさかそんなことが起こるのか？と思いながらも、映画としては早く始まらないかな、と期待した自分もいて、やはりこうして映画になってしまうと、どんなものでもフィクションになってしまうから事実と受け止めることができない。
その点、銃声を聞いてすぐに逃げられなかった学校の人たちと、一緒だな。どこかで現実感が失われている。立派にこれもゲーム脳。、
