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シェルブールの雨傘のkattyのネタバレレビュー・内容・結末

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

安否もわからない連絡手段もたまにくる手紙のみとなったら不安や寂しさで苦しいだろうが…いやいやいや…となってしまうのは現代ならではの感覚なのか?それともわたしが恋愛を美化しすぎ…?

「少なくとも不幸ではないわ」と答えたマドレーヌも、最後のシーンで「とても幸せだよ」と答えたギイも誠実だ…わたしならそれぞれのシーンで幸せか尋ねられたら「おいおいおいふざけるなよ?」となってしまいそうだ…ふたりにしかわからない名前を子どもにつけていたのも「泣ける…」ではなく「そんなの重すぎだよ〜!」になってしまう自分が悲しかった…色々思うことはありつつも、確かに最後はみんなそれぞれのところで幸せそうなのでよかったよ。(もしお互い幸せでないと思っているのだとしたらなんかとても嫌だよ…わたし。)

ミュージカル映画はあまり見ないけれど、ここまで流れるようにすべての台詞に音がのっているのは初めて。すごい。不思議な感じ。
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