YAZ

真昼の暴動のYAZのレビュー・感想・評価

真昼の暴動(1947年製作の映画)
3.7
社会派な脱獄映画観る

硬派な映画
受刑者に対しての扱いの酷さを
訴えたいのが一番のようで看守長
が受刑者の中にスパイ作り時には
暴力で徹底的に管理しようと
大柄な受刑者の中で小柄で嫌な
オーラ出し敵役として文句なし

文句はないけど敵役が一番に印象に
残るぐらいなので鑑賞後の爽快感は
ほぼ無いです
バート・ランカスター筆頭のグループ
が脱獄計画実行するが成功なのか失敗
なのか微妙
受刑囚数名が暴れ死亡者数名で片付け
られそうな感じです

女性との再会が脱獄の目的で回想形式
で入る前のエピソードが語られるのは
あまり見たことないですけど、どこま
で効果があるのかも微妙です

クライマックスの暴動シーンの迫力は
なかなかで監視塔の中でランカスター
と嫌な看守長が対決しここはある程度
の目的は果たしますが

脱獄が安易に成功でなくある程度で留め
てるのは権力の恐ろしさを訴えたいから
なのですかね
爽快な脱獄映画でなく社会派のようです
けど強いて言えばどっち付かずの感じも
微妙でした
YAZ

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