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目次

『DIG!』に投稿された感想・評価

オンディ・ティモナー製作、撮影、編集、監督作品


'90年に結成されたブライアン・ジョーンズタウン・マサカー
'94年結成のダンディ・ウォーホルズ

インディな両バンドはお互いに認めあう仲で和気あいあいと一緒に成長していくのだったが利益第一の音楽業界で方向性の選択を迫られた時お互いに進む道が分かれていく。。






以下ネタバレ


初めて「ホフ・ディラン」というバンド名を聞いた時みたいに余りにもふざけた両バンド名にフェイク・ドキュメンタリーなのかなと思った😁
両バンドとも懐かしいけど新しいというか。。
昔「ベータ・バンド」を聴いた時のような感じがした☺️
監督は2つのバンドの成長を7年密着して撮影したドキュメンタリー


「ブライアン」のリーダーがコートニー・テイラー・テイラー
自己中で傍若無人、横柄で高圧的、人間的には超最低なんだけど音楽の才能は無限大♾️

「ダンディ」が余り作りたくないMVをレコード会社から勧められイヤイヤ撮影
その作品を見たコートニーがけなしまくる😁

「ブライアン」の方はコートニーの才能が認められつつあった
音楽関係者だけを集めたライブが行われ
そこで評判が良ければ全米デビューに近付く
その大事なライブでコートニーのエゴが爆発、各メンバーと大喧嘩を繰返し台無しにしてしまう

「ダンディ」は苦労しながらヨーロッパに活路を見出だす

「ブライアン」はコートニーとメンバーとの確執が深刻になり徐々にメンバーが愛想をつかして辞めていき流動的でソロに近い形になる
しかし日本行きが決まりまたチャンスが巡ってくる

「ダンディ」はコツコツと知名度を上げていき、やがてヨーロッパで知られるようになり成功をつかむ

「ブライアン」は日本で好評を得るもコートニーがクスリでおかしくなる
成功が近付くと壊したくなるのか。。
今まででも数々の破滅的なロックスターがいたけどコートニーもそのタイプなのかも知れない。。


最後は成功した「ダンディ」と、やりたくないことはしないインディのままの「ブライアン」のコートニーとの対比でED




そういえばお笑いの番組で吉本興業の養成所でその年1番面白いコンビやピンで首席で卒業した人はその後余り活躍していないそうです
2~5番手位までの人が後に活躍するそうで尖ったままだと面白くても難しいのかな。。😅

コートニーはホントに天才だとは思うけどスタッフにも嫌われていたからブレイクするのは難しいのかな
あそこまで傲慢だと何かの病気だとは思う。。😅

命を絶たずに傑作を作って欲しいなと思った☺️
masayaan

masayaanの感想・評価

3.5
気付けば、映画を観るという行為自体がほぼ1か月ぶり。『キャロル』をもう一度見よう、寝落ちした『ヘイトフル・エイト』のリベンジをしよう、まあ、そのうちね、などと悠長に思っていたら、ここまで来てしまいました。年度末の恐ろしさよ・・・・。

生活と、労働と、日々の濁り切った泡の中で、芸術はやはり束の間の現実逃避に過ぎないのだろうか?ということを問いたいわけでもないが、借りっぱなしだったディスカスの封筒を開封、『DIG!』なるドキュメンタリー映画を観てみると、そこには音楽に人生をかけた人たちの生き様が素描されていた。と言っても、順風満帆のサクセス・ストーリーではない。そこで音楽は、労働でもあり芸術でもあるように思う。

カメラは、90年代半ばにデビューし、「もしかしたら何かを変えるかもしれない」という業界の期待感を背負った二組のロック・バンドを、ふらふらと追いかけている。90年代・・・・ロックが、ポップ音楽の世界でぎりぎりメイン・ジャンルの一つであった最後の時代。その最後の象徴、Oasisの衝撃をアメリカの郊外で受け止めたかのような、レトロ・モダンなサイケデリック・ロック。当時のUSインディーでこんな音がなっていたのだなと、単純に勉強になった。

一組は売れ、躊躇なくメジャー契約を締結するものの、やがて気鋭のロック・バンドから退屈なポップ・バンドへと飼いならされていく過程が(こういう考え方自体がだいぶ時代遅れな気もするけど)淡々と描かれ、どこかで聞いたような「ギョーカイの腐敗」と「妥協的な成功」の物語をしょっぱく奏でている。そこでは、音楽はすでに労働であり(実際、彼らは大企業との契約労働者である)、契約解除に怯えながらかつての盟友たちを「切って」いく様はまさに戦略的なサラリーマンである。

もう一組、この映画でどちらかと言えば中心的な描かれ方をしている方のバンドは、天才肌だが性格にやや難あり、という、こちらもどこかで聞いたような「カリスマの栄光と挫折」の物語を(こう言ってよければ)予定調和に反復している。だいたい、Oasisが最終目標のバンドが94~95年にデビューして今さら何ができるのだろう。いや、何かができたかもしれないのだ。実際、中心人物のアントンは、「俺たちがデビューする前、ラジオではPearl Jamが流れていたが、俺たち以降、The White Stripesが流れるようになったろう」という。バンドの結成メンバーは彼以外、全員脱退してしまったが。

映画としてどうこう、というのはまったくない。ただ「ロック」という音楽のことをぼんやりと考え、気付くと眠たくなっていた。ロックが、ポップ音楽において流行遅れのサブジャンルとなってから久しいが、今日もまたロック・バンドは時代遅れの夢を見てはあっという間に消えていく。彼らの人生と、生活と、労働と、もしかしたら芸術的野心の結晶となった音楽を、人はアップル・ミュージックで冷やかし半分に聴いたり、聴かなかったりしている。好むと好まざるとに関わらず、人はいまそういう時代を生きている。ということをぼんやりと考えていた。
Emily

Emilyの感想・評価

5.0
もう15年以上前なのか!?このドキュメンタリーを初めて観た時は大興奮して心が震えた!

ブライアン・ジョーンズタウン・マサカーのアントンのインパクトが凄すぎて、ダンディ・ウォーホルズの存在感が薄くなりがちだが、同じラインからスタートした2バンド向いてる方向がどんどん分かれて行くのが見どころ。ドラマチック過ぎて「本当にドキュメンタリー?」と疑ってしまう。

7年間も撮り続けた監督すごいね。

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