このレビューはネタバレを含みます
少年たちの夏の思い出を夏の終わりに見るのだ、と思って見たが、いまいち感動薄い。
フランス人が思いの外尺をとっていて、友情もそこまで表現できてなくて、なんたら教会とかも入ってて、要素が多すぎるのが原因なんだろう。とっ散らかっていてめちゃくちゃ。
主役の2人も演技力があるとはいえない。映画作成と普段が地続きなのね。カメラ撮っている時はわざとらしい演技、日常は演技してない演技など区別があるとよかったかもしれない。
タールのシーンはちょっと無理矢理すぎて白けた。フランス人であっても助けるんじゃない? あんな喧嘩してカーター帰ってくる? はあ?すぎて受け入れられない。
最後のフィルムはまあそんなもんだろうとは思っていたが、予想以上に感動しなかった。下手くそな演技だからか、なんにも伝わってこないんだよ。
イギリス流のジュブナイルドラマとして贔屓目に見ても、楽しくなかった。この分野ではアメリカには遠く及ばないわ。