三島由紀夫原作の金閣寺の映画化。監督は市川崑で、撮影は羅生門等で有名な宮川一夫。
原作は既読。
他の人達が三島由紀夫をどう面白がっているのかは分からないが、少なくとも自分にとっては、三島由紀夫とは…
本映画の原作者は三島由紀夫とのことだが未読。しかし、水上勉「金閣寺炎上」である程度の前知識はあり。
さて、吃音持ちである主役の犯人が寺の小僧となり、寺の金で大学まで通わせてもらいながらどういうわけ…
三島由紀夫「金閣寺」の映像化作品。
原作も好きだが、映画も素晴らしい作品。
市川雷蔵は、少しお茶目な役をやっている時が好きなのだけど、雷蔵の作品で一番好きな作品を聞かれたら、病んだ心を持った金閣寺…
市川崑の映画はいつも数年先の時代を進んでいる。
これなんか60年代の映画に見える。
(1958年公開なんだから所詮数年じゃん、と思うかもしれないが、この時代の数年は大きい)
キャストも一流揃いで今…
金閣寺をどう映像化するのか興味が沸いて鑑賞。純文学を映像化する意味を改めて感じる。ト書きの余白だったり小説では表現できないことをどう補完できるか。その点で言うと、やはり映像化する意味は金閣寺に関して…
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