このレビューはネタバレを含みます
戦う、男の物語、戦う! それ自体を楽しんでいるようでさえある。是非もなし、戦闘民族の運命を、ボリウッドテイストたっぷりで味付けした、戦う奴らの物語。
物語の筋らしい筋もないのによくぞここまで書き切ったものだ。
この辺の歴史なんてほとんど知らなかったのが逆に良くて、最後までどうなるかわからない緊張感があった。
しかもエンドロールまで血飛沫で染め上げるこのセンス、頭がどうかしている。
アメリカ式のインド映画を見たような、バーフバリのようなエンターテイメント。この辺の歴史を映画にするっていう発想がまず素晴らしいのに、この味付けである。下手なアクション映画よりよほど心に残る。