留置所の中でひとりの女性のことを思い続けるミシェル。沈黙と孤独の中、彼は夢の世界をさまよい、愛しのジュリエットを探すのだが、そこは記憶を失った人々の村だった…というストーリー。
"詩的リアリズム”の作家カルネの感傷的な幻想ロマンの傑作。
タイトルに「愛人」とあるけど、愛人の話ではなく、「愛しい人」て方の意味。
忘却の村。
自分の名前も過去も、ちょっとさっき会った人のことすらも忘れてしまう…
ジュリエットが妖精のように美しくて、この村の幻想的な雰囲気にぴったり✨
髭ヅラの領主が怒り狂って追いかけてくる顔が、途中から阿部寛にしか見えん😂
ジェラール・フィリップってイケメンなんだけど、どこか頼りなくて、そこになんとも言えない儚さがある。
『ジョーカー』以上に長い長い階段を駆け降りるシーンが印象的😌
忘れっぽい方にオススメ。