RAMRIDER

コミック雑誌なんかいらない!のRAMRIDERのレビュー・感想・評価

4.1
4年くらい前にCSでリピート放送してたやつを録画してあってなんとなく観た。

映画は1986年、中で描かれているのはほぼすべて1985年の出来事で、当時6-7歳の自分の記憶にしっかり残っている事件ばかりだった。5年後とか10年後に本人カメオ出演、とかならわかるけどもらもろ生々しい翌年に多くの本人出演でこれを撮っているのがすごすぎる。

コメディでもない、モキュメンタリーでもない、どっちかというとウォッチメンとか何年か前のドラマ版の呪怨みたいな印象だった。同時期にあったいろんな史実の事件を架空の主人公に繋げる物語って面白いよね。

内田裕也以外のキャストをまったくチェックしないで観たので、ラストの展開にびっくり(最初そっくりさんかと思った!)。そしてあの人があの事件を起こすのが公開した同じ年の年末。色々すごい映画だ。

こうしてみるとワイドショー系のメディアはおとなしくなったな、と思うけどその核となる野次馬的な好奇心は日本人全体変わってないなーと思う。僕は「これは酷い」系を拡散するSNSアカウントは個人もネットニュースも全部ミュートしてます。
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