あっちゃん

ALWAYS 三丁目の夕日のあっちゃんのレビュー・感想・評価

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)
4.1
『良いお年をー!』
年末に観たくなる映画です。

戦後の日本、東京タワーは建設の途中。
昭和の暮らしは、経験のない私には新鮮に見えた。いまの東京をみていると、本当にビルもたくさん、文明の発達を感じる。

特に好きなシーンは、じゅんのすけくんのところに初めてのサンタさんからのプレゼントが届く場面。無邪気に喜ぶ姿が本当にかわいくて、とても癒された。不器用ながらも、じゅんのすけが喜ぶ姿が嬉しくて小芝居をうちながらも笑みを浮かべる茶川さんにもほっこり。そのほかにも、たくさんある。

生きることは、周りのたくさんの人に支えられて、自分も誰かを支えているということ。自分に正直に、周りの人に対しても正直に。思いやりは、相手の幸せを願うこと。たくさんのことを気づかせてくれる。

ラストシーン、皆が夕日をみながら物思いに耽る。夕日とともに映る東京タワーは人々の希望。それはいまも変わらずに存在し続けている。
自分が殻にこもりそうなとき、見返したい映画です。
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