ダイゴロウ

男はつらいよ 奮闘篇のダイゴロウのレビュー・感想・評価

男はつらいよ 奮闘篇(1971年製作の映画)
3.7
シリーズ第7作目。

今回のヒロイン花子は、知的障がいを抱えている女性で、寅さんは人情から彼女の世話を焼く。
過剰と言えるほど過保護な寅さんは、御前様すらも危険と見なすレベル。
そうこうしている内に、彼女から結婚を若干匂わされたことで、人情から恋愛へと脳がシフトしてしまう寅さん…。
(それまでは寅さんの中に下心はなかったように思います。)

最終的に花子が幸せになれる環境を確認できたことで、身を引いた寅さん。
「死ぬ分けねーか」の台詞が何故か刺さった…。