MADMEN

パンチドランク・ラブのMADMENのレビュー・感想・評価

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)
3.4
シナリオ10点
キャラ10点
雰囲気30点
演出20点

 ザックリ内容をかいつまむと、こんな感じ。ヘンテコな吸盤棒の販売を営む主人公バリー・イーガン(アダム・サンドラー)は、姉が7人もいるという特殊環境で育ったせいか、いささか情緒不安定。すぐにキレてはモノを破壊してしまい、恋愛とは程遠い生活を送っていた。そんな彼の唯一の楽しみは、プリンを爆買いして航空会社のマイレージを貯めること(このエピソードは、デヴィッド・フィリップスなる人物がヘルシー・チョイス社のプリンを約3,000ドル分購入して、100万マイルを超えるマイレージをゲットした実話に基づいている)。



 そんなある日、姉のエリザベス(メアリー・リン・ライスカブ)が連れてきた同僚のリナ(エミリー・ワトソン)にバリーが一目惚れ。次第に二人の距離は縮まっていくが、何の気なしに利用してしまったテレフォンセックス・サービスから、様々なトラブルに見舞われることになってしまう…。

良くも悪くも不思議な雰囲気とシナリオの作品。
内容自体は恋愛物というジャンルだけど恋愛物としてみるにはあまりにもトリッキーな内容。インパクトで言えば最初のピアノのシーンが一番強い。
シナリオ自体は駄目な男が恋愛をするのだが、姉妹が何人もいたり、ヒロインがちょっと頭がおかしかったり、色々と変な所があるがそれを含めて個性として見るのか賛否が分かれる。
純粋な恋愛物ではなくアンダーソン映画として見るべき。
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