イッテルビウム中田

君のためなら千回でものイッテルビウム中田のレビュー・感想・評価

君のためなら千回でも(2007年製作の映画)
5.0
自分用メモ🇦🇫
・アフガニスタンが舞台。裕福な家庭の子アミールと被差別民族であるハザラ人の召使ハッサンの物語。
・凧揚げ競技の映像は見事。
・邦題の「君のためなら千回でも」は劇中二度聞くことができる台詞。どちらも良い。
・臆病なアミールはハッサンを救えなかったことを後悔する。贖罪と言うべきか、ハッサンの子を迎えに命を賭して変わり果てた故郷に戻る姿には成長を感じた。

・余談だが、ハッサンがアセフらに陵辱されるシーンはソビエトとアフガン。そして、アミールのように見て見ぬフリをする無関心な国際社会を暗喩しているそうだ。
遠く離れた日本からでも、何が起きているのか関心を持って知ることから始めたい。