様々な出来事には23という数字が関わってるという期待を煽るようなオープニングやったんですが、どうもその後の展開がイマイチでした。
23という数字にとりつかれていくけど、そこまでこじつけたら23になるやろうって思うぐらい強引にこじつけていきます。
32になったら逆から読んだり、いきなり4で割ったりと凄いこじつけの連発でした。でも精神的に追いつめられた人って陰謀説などを訴えたりするけど、この映画の主人公も23という数字に追いつめられてたから強引でもいいのかも。
現実の世界と小説の世界の話が平行して進んでいくので少しややこしいところがありました。どちらの主人公もジム・キャリーが演じてるからややこしいんですよね。せめて小説の方は違う人が演じてた方が区別しやすかったのに。
ジム・キャリーのシリアスな演技も話題なんですが、たしかこの映画でラジー賞にノミネートされてましたよね。ノミネートされるほど下手くそな演技ではなかったけど、微妙な違和感があったのは確かです。
シリアスに演じてても、ふとした瞬間にいつものジム・キャリーの顔になってる時がありました。
そうそう彼の妻役のバージニア・マドセンは大好きです(笑)。