タカヤマ

神様のくれた赤ん坊のタカヤマのレビュー・感想・評価

神様のくれた赤ん坊(1979年製作の映画)
1.2
スコア4.5以上・・・超傑作!超おすすめ!
4.0〜4.4・・・名作。おすすめ。
3.0〜3.9・・・お暇ならいいと思います。
2.0〜2.9・・・僕はあんまり、でした。
1.9以下・・・時間の無駄だと思います。
本当に子供の人権がない時代がつい最近まであったんだなあ、と痛感する映画。この映画自体が子供を付属物として扱っている。昔は子供の前で平気でタバコを吸ってたんですね。そういうシーンだけども不快になるのに、物語全てがろくでなしである二人の大人目線で、しかもその大人に同情的に描かれていて、ますます不快だった。おじさんおばさんのおセンチな話より、これからの未来を見据える子供目線で描いてほしい、と痛感した。このろくでなしの二人を演じる桃井かおりと渡瀬恒彦の存在感で退屈はしないが、それ以外は反感しか感じられなかった。ラストはいい結末だと思ったけど、その結末に落ち着く過程のドラマや人物の感情の揺れ動きが全く描かれていないのは、いかがなものか、と感じた。
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