ツクツクボーシ

社葬のツクツクボーシのレビュー・感想・評価

社葬(1989年製作の映画)
3.8
YouTubeにて期間限定公開中。

当時の名優と後の名優がなんとも豪華な布陣。会社(aka猿山)の権力争いを戦い抜く。取締役会での多数派工作に始まり、アクシデント(腹上死)からの予想もつかない展開がドライブする。そりゃもう野蛮でイケイケな時代の新聞社の話なんで、不倫もセクハラも拡張団のヤクザな暗躍も上等な時代ですわ。中盤やや展開がもたつくのが損している感。

サムネの江守さん、こんなカッコ良かったんだな。私もなんとなく日本の組織の力学の機微が分かる年になったのだと思うなど。大逆転劇にも序盤からちゃんと布石が次々と打ってあり納得度は高い。
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