このレビューはネタバレを含みます
前に一度見た時に家族関係の複雑さに混乱したのを覚えてたので、事前に予習して鑑賞。
そこさえ押さえておけば、話も割とシンプルで見やすかった。
ただラストの葬式のシーンは、急に不穏な音楽と群がるカラス、脇役の死生観を表すようなセリフで、人間そのものに対する哲学を感じさせる重い雰囲気になる。
それまではコメディシーンも多く、他作品よりも昼間や明るい場面が多かったので気持ちよく見てたので、ちょっとビックリした。
あと、カラーになると役者が若く見える。(モノクロだと古く見えるってだけなんだけど)
笠智衆が『晩春』よりも若く見える。