このレビューはネタバレを含みます
劇場版TNG第二弾。
TNG→ジェネレーションズ→DS9→本作の順で鑑賞。
ボーグが過去の地球にタイムスリップし、惑星連邦誕生の契機となったファーストコンタクトを妨害し24世紀の地球をボーグの星に変えてしまう。ピカード率いるエンタープライズも過去にタイムスリップし、ボーグとの戦闘を行いながらファーストコンタクト実現を目指す…という話。
前作『ジェネレーションズ』は完全にピカードとカーク2人の物語になっており、ピカード以外のTNGメンバーはほぼ出番がなかったが、本作は各クルーの活躍がしっかり描かれている。
ボーグとの戦い、タイムスリップ、エンタープライズの自爆シークエンス作動などお馴染みの要素がてんこもりかつテンポ良く展開し、シリーズのファンなら安心して見ることができる作りとなっている…が、意地悪な言い方をすればテレビシリーズのエピソードの豪華版のような印象で、やや目新しさに欠けるともいえる気がする。あと、ストーリー的には面白いものの、キャラクターのドラマがほとんど見られなかったのは残念。
ただ、TNGのメンバーが活躍しているだけで最高にテンションが上がるし、新しい宇宙艦隊の制服もイケてるので基本的には文句なし。
