法月

さらば相棒の法月のレビュー・感想・評価

さらば相棒(1982年製作の映画)
3.3
ARBファンなので鑑賞

アナーキー(マリ、テラオカ、コバン)の演奏で「Tokyo Cityは風だらけ」を歌う石橋凌、場所は新宿LOFT。
これだけでも観る価値ありですよ自分的には。

ただ、ストーリー的には(^-^;...
こんなにセックス・シーンが多いとはね。
82年制作だそうだけど、70年代ピンク映画の匂い。
監督・脚本、宇崎竜童ね。安岡力也に内田裕也、おなじみのメンツだし。

ロックスターになる夢を持って福岡から上京するラチ。その夢に乗っかる相棒、銀次とクミコ。けど、成功するにはあまりに無垢すぎた、三人とも。
利口でなけりゃスーパースターにはなれない。
永ちゃんはアマチュア時代、土方やりながら六法全書読み込み、印税契約からなにから絶対に騙されないよう勉強してたらしい。
ジョニー大倉がテレビでそう語ってました。

しかし、ヤクザ事務所のキースったら(^-^;
風貌はばっちりなのに演技があまりにもで...
サンジもあんな役でいいの?

石橋凌の役者としての資質は、この頃から突出してたね。
ARBファン、石橋凌ファンなら観る価値はあり。
音楽もいい。
「さらば相棒」は名曲。
法月

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